

それでは、よろしくお願いいたします、まず簡単に自己紹介をお願いします。
勝又 勇哉と申します。(以下:勝又)
今年42歳になります。 私は入社からまだ3年しかたっていません。東日本大震災を塩釜の会社で迎えまして、そのあと復興の仕事をしていたのですが、やっぱりどうしても、地元である石巻の復興の手伝いをしたいと思うようになりました。その際に当時お世話になっていた今野常務とのご縁もあり、津田海運に入社することになりました。現在の自分の仕事は現場代理人といって、現場の管理や運営をさせていただいてます。
津田 裕之と申します。(以下:津田)
歳は41歳になります。東日本大震災後、津田海運に入社させていただいて震災で一番の被害を受けた海岸工事、防波堤復旧工事に携わりたくて津田海運に入らせていただきました。現在は現場監督をしながら作業させてもらって、佐々木君と一緒に現場を任せて頂き、だいぶ楽をさせてもらってます。(笑)
安住 優希です。(以下:安住)
20歳です。 今行っている仕事の内容ですが、自分はまだ資格を持っていないので現場代理人としてではなく、現場に行って復興管理の指示を行っています。入社した動機についてですが地元で就職したいなって考えていた中で大震災に合い、あの当時は、皆さんもご存じのとおり、いろんな建設業の業者様の求人があったんですね。その求人票を色々みていたんですが、実は当時、津田海運が建設業者だとは思ってなかったんですよね(笑)そんな矢先に先生から「地元で復興の事業に関わっているよ」って教えていただいたんですね。そこで、求人は頂いてなかったんですが、出させて頂いた次第です。僕は同期で一番最初に入社させて頂きましたね。そういった経緯で今に至ります。
阿部 亮です。(以下:阿部)
歳は19歳です。津田海運に入った動機は、自分も地元の復興に携わる仕事がしたくてですね…そういったお仕事が出来そうな企業さんを探してました。ただ…実は僕当時は津田海運をしらなかったんです(笑)ちょっと先生にそのことを相談したら、津田海運があるよって。すぐ教えて頂いて、ここだ、と思って決めましたね。
佐々木 凌輝です。(以下:佐々木)
歳は18歳です。今、現場の方では、会社の上司の方々や現場の人たちにいろいろ教えていただき、見ながら、学びながら、勉強させていただき、仕事をしています。入社のきっかけは震災で当時工事に興味が出てきて、津波で海側のお仕事にすごい興味もったんです。自分の親からも津田海運の話を小さいころからされてまして、海に関する仕事をしてみたいなと思って津田海運に入社させて頂きました。
実際に入社してみて感じたことはなんですか?
佐々木: 実際に仕事をさせてもらって、やっぱり想像よりも、大変な仕事でした。上司である津田さんが、大きな現場の監督をされていたなんていうお話しを聞くと、尊敬しますし、やり甲斐のある職場だと感じましたね。
勝又:でも佐々木君はまだ完成した現場見てないからね・・・完成した現場を見ると、現場によっては涙出るときもあるんだぞ?
先輩社員一同:あるある(笑)亮君は入社の時どうだった?
阿部:当たり前ですけど、どんな仕事内容か最初は全く分かりませんでした。専門用語も多いですからね。命にかかわるお仕事ですし、きつい日もありますが、今は必死になりながら勉強も含めて頑張らせてもらってます。また友達や同級生のような周囲に似たような仕事をしている人がいないので、そういったところでもやり甲斐を感じています。
勝又:最近頑張ってるよな〜、朝も早いし辛くないの?
阿部:最初はやっぱり辛かったですね、僕の仕事は、船なので朝5時集合とかですし。今でも4時集合とかもありますが、当時に比べれば大分なれてきましたね!
若手社員さんから先輩社員さんに聞きたい事はありますか?
安住:初めて建設業界に入って、自分で資格を持って完全に一人で現場に立てるようになるまで、覚えることがいっぱいある業種だと思うんですが、何年くらいかかるものなのでしょうか?
勝又:人それぞれだし、会社によっても違うし、時代によっても違うんじゃないかな?俺らの時代は入社からすぐ現場に出されて、悔し泣きしながら仕事してたもんだよ。当時は携帯もなかったからね、公衆電話から、生コン会社に電話して、発注とかさせられてたよ(笑)それでも、原材料にどういうものがあって、どういう特性があるとかも分かるわけないじゃん?だから、業者さんに怒られながら聞いたりしてた。辛かったけども、そういう苦労した部分って全部覚えてるな〜(笑)今思えば、鍛えられてたんだろうね。だから君らも苦労した方がいいって(笑)
若手一同:えー(笑)
津田:なんで俺がって思う部分もあるんだけど、そこを「なにくそ」っていう反骨精神をもって、努力すんのよ。みんなが通る道だしさ。いい質問したな!(笑)
勝又:…俺からも質問!みんな今欲しいものはなんですか?
阿部:僕は、とりあえず…車のパーツですかね。
勝又:若いうちはみんな車に使っちゃうからな~(笑)俺もそうだった!今はそれでいいんだよ、それは仕事のやる気の糧になるからな!
佐々木君は聞きたいことないの??
佐々木:僕は入社から間もないので、現場が終わったところを見たことがないんですよね。当然自分で現場をやったことも、終わらせたこともないです。実際に現場が終わるとどんな気分になるんですか?
津田:初めての現場が終わったときは、ただただ達成感だったよな~。
勝又:事故を起こしてはいけないっていうプレッシャーから解放される。さっきも言ったけど、本当に辛かった現場は泣いてしまったものもあったけどね。
現場や、とりかかる案件によっても、感じ方は全然変わると思う。実際に出来上がった現場、特に「防波堤」みたいな大型のを見ると、すごい達成感はあるよな。この達成感は、やっぱり現場に立って仕事した人間にしか分からない、本当にみんなにも感じてもらいたい部分だね。
先輩社員さんから若手の社員さんへの要望などはありますか?
今野:みんな立派だからな~。
若手一同:「はい」
勝又:「はい」じゃねぇよ!(笑)
今野:阿部君はやっぱり、今は起重機船に乗ってるんだから、船長目指してもらいたいな。代替わりもあるからね。いつまで経っても若手のわけじゃないし、気づけば若い子がどんどん入ってくる。だから今は安住君も阿部君とか佐々木くんに抜かれないよう頑張らないとな。
…なるほど、年齢が上がれば代替わりもありますしね。そのために何かアドバイスはありますか?
今野: 何から何まで、嫌がらず経験することじゃないかな?自分の仕事とか、そういう話じゃなくて、自分から率先して動くと学べることも大きいし。そうは言っても、先輩に頼る事も重要だよね。直属の上司じゃなくたっていい。同じ会社の仲間なんだから、一人で悩んだりっていうのは自分らも嫌だしね。実は俺らが若かった頃と比べると建設業ってどんどん変わってきてるんだよね。仕事も教えてもらえるし、日曜日も休めるようになったし。 そしてこれからも建設業界はどんどん変わっていく。その時代の変化に併せて、津田海運も新しい事にチャレンジしていかないといけない。 チャレンジするってことはリスクもあるけど、チャレンジしなければ、成功もない。いろんな事に取り組んでもらいたいですね。
どんな社員さんと一緒に働きたいですか?
今野:やっぱり明るく、元気に活発に、なんでも興味をもってくれるような人ですね。好奇心旺盛でやる気のある人がいいですね。 興味もってないと、吸収力も違いますからね。あとこの業界はメンタルが強くないとやっていけないです。 仕事だと年齢は関係ないから。安住君はどんどん頑張らないといけないぞ?若手もどんどん入ってくるし。 阿部君とか佐々木君も最終的には「追い越す」っていうくらいの気持ちでいい。
それでは最後に津田海運に入社するとどんな良いことがありますか?
今野:うちの仕事の醍醐味は「地図の形」を変えられること、「日本の面積を広げられる」っていうことです。 そして、何もない海に防波堤等の構造物を作り上げていく。これは陸上工事では絶対に経験できませんからね。達成感も大きいしやり甲斐を感じられる仕事だと思います。そういった、やり甲斐を感じたいっていう方々とぜひ一緒に働きたいですね。
それは素敵なお仕事ですね、確かに陸上工事では経験できない内容ですよね。
それではこれにて座談会は終了となります。皆様、本日はお忙しい中、ありがとうございました。