Construction photo真榮建造
運航部
建造状況
この写真は船尾と船首の外板塗装作業の様子です。(撮影日:2019年7月)平成30年の3月に起工し、1年以上の歳月をかけ、ここまで出来上がってきました。船名である「真榮」の文字もこの時はまだベースの塗装のカラーで、ここから白色に塗装されていきます。
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進水式
2019年8月4日に【真榮】を施工して頂いた「熊本ドック株式会社(熊本県)」様の造船場に於いて、進水式が執り行われました。弊社からは社長をはじめ4名が参加し、船の誕生を祝うとともに航海の無事を祈りました。当日の熊本県は気温が38.0℃程度まで上がり、宮城県ではなかなか経験できないほどの暑さとなりました。また、進水式の様子を地元のテレビ局が取材に訪れるなど、現地でも注目度の高さが伺えました。
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クレーン設置から完成まで
進水式後、高知県にある「株式会社SKK」様へ向け出港し、当船舶の顔でもあるクレーンの設置作業を行いました。クレーンの設置完了後、石巻港へ回航し、到着後はいよいよ現場デビューとなります。
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当船舶は「施工管理システム」や「環境対策エンジン」を搭載し、安全・環境装置を充実させ、軽量・作業効率重視マリンクレーン(起重機船仕様)により、捨石作業及び重量物の吊り作業など、多目的に使用できる全旋回式多目的起重機船です。弊社は、2021年(令和3年)には創業100周年を迎えます。これまで長きに渡り地域の港湾・漁港施設の発展に携わって参りましたが、これからもこの船舶と共に数多くの工事に携わり、更なる発展のために尽力していきたいと思います。