1月度は、東名運河の河床掘削が主な作業でした。
東名運河の施工箇所は4箇所となっていて、その内2箇所が完了しています。2月からは、鳴瀬川河口にある浜市漁港前に堆積した土砂(30,000m³)の掘削を開始します。
2月3日当工事現場で石巻工業高校土木システム科2年生によるインターンシップ体験がありました。
今回参加してくれたのは、写真奥の右から小野寺賢君、安海颯人君、布施海翔君の3人です。
初めに東名運河の河床掘削を見学しました。
運河の中をバックホウでどのようにして掘削するのか、又どのように施工管理を行っているのかなど、普段の授業や実習では教えてもらう事のできない貴重な体験になったのではないでしょうか。
続いては、GNSS(グローバル・ナビゲーション・サテライト・システム)受信機を使った測量体験を行いました。
GNSSとはアメリカのGPS、ロシアのGLONASS、日本の準天頂衛生みちびき等、人工衛星を利用した測位システムの総称であり、自分の位置(座標X、Y、Z)を高精度で測定することができるという仕組みになっています。
その手軽さ、早さゆえに高校生たちは驚きを隠せない様子でした(笑)写真は登録していた目標点をGNSSの誘導により生徒たちが見事探し当てたシーンです。
非常に礼儀正しく優秀な生徒さんたちでした!
私も当時高校生だった頃のインターンシップ体験をつい最近の事のように思い出します。
6年前か…。あっという間だったなぁ…
小野寺君、安海君、布施君。今回の経験を活かし将来立派な技術者に成長してほしいと思います。
2日間のインターンシップお疲れ様でした。
令和3年01月度
工事部 佐藤(丈)
皆様、明けましておめでとうございます。
コロナ禍での年末年始をどうお過ごしでしたでしょうか?
本年も無事故無災害で工事を進めていけるよう努めてまいります。
12月度は北上運河工区の工事用道路撤去を行いました。
クレーン仕様バックホウにて水中部にある袋詰玉石を潜水士により玉掛けを行っている状況です。
雪が降る中、寒さにも負けず潜水士さんが頑張ってくれました。
今月から施工に入る東名運河の様子です。
写真を見てもらえばわかると思いますが、運河内に土砂が堆積している箇所があります。その土砂を浚渫し運河内の航路を確保するのが今回の工事の目的です。
お正月は自粛生活とお餅の食べ過ぎで少し太ったので、現場で体を動かして絞りたいと思います(笑)
令和2年12月度
工事部 佐藤(丈)
北上運河工区の啓開業務が終了し、瓦礫として上がってきた倒木やコンクリート殻等を廃棄物処理場へ搬出しています。今月は施工場所を東名に移し運河に堆積した土砂の撤去を行っていきます。旧野蒜駅前の工区は、施工付近の道路を片側交互通行にて規制し作業を行いますので十分注意して通行をお願いいたします。
浚渫(啓開)作業完了後の北上運河の様子です。
寒さも深まり、いよいよ冬本番へと移り変わりますが、瓦礫がなくなった北上運河をカモたちが優雅に泳いでいました(笑)
頑張ってキレイにした甲斐がありましたね!
いよいよ今年も残すところあと1ヶ月。無事故無災害で年末年始を迎えられるように頑張りましょう!
例年通りであれば旅行に行っていたかもしれませんが今年はおとなしくステイホームです(笑)
小まめなうがい手洗い!マスクの着用!3密は避ける!
令和2年11月度
工事部 佐藤(丈)
※写真は工事用道路の全景とガレキを積んだ運搬船です。
この場所に松原建設さん(福島県相馬市)が撤去したガレキや土砂を運搬船で持ってきます。今度はそれを豊浦建設運輸さん(石巻市)が陸揚げを行ってダンプで分別ヤードに運搬し、ガレキの分別処理を行います。
最終的には産業廃棄物処理施設へ運搬して、適切に廃棄処分を行います。
鳴瀬川河口付近にある野蒜築港(のびるちくこう)跡です。明治初期に行なわれた日本初の近代港湾の建設で、明治政府による東北開発の中心的な事業と位置づけられていたそうです。
しかし、完成からわずか3年後に台風で突堤が崩壊し、施設はそのまま放棄されてしまいました。
三国港(福井県)、三角港(熊本県)とともに明治三大築港とされていました。現在では「幻の港」と呼ばれることもあるそうです。現在では土木学会選奨土木遺産となっています。すみません、これ全部ウィキペディア(Wikipedia)の情報です・・・。
PS 豊浦建設の佐々木さん。先日頂いた野菜、おいしく頂きました。ありがとうございました。
令和2年10月度
工事部 佐藤(丈)
9月下旬より浚渫(啓開)作業を開始し、現在は主に浚渫土砂(大曲側)を揚収しております。
10月度は現在の施工区域から浜市側に進むにつれ、瓦礫の数が増えてきますので順次撤去していく予定です。
最近は朝晩とめっきりと寒くなりだんだんと秋が感じられるようになってきました。
風邪などひかないように気をつけましょうね。
現在の作業している場所は航空自衛隊松島基地の滑走路の脇となっていてほぼ毎日ブルーインパルスによる飛行訓練が行われています。
ちなみにブルーインパルスのパイロットの事を「ドルフィンライダー」と言うのを知ってました?
ブルーインパルスを正面から見るとイルカに似ていることから、そう言われるようになったそうです。
あまりにも凄いアクロバット飛行に、つい口を開けたまま見入ってしまうこともあります。
私たちも医療従事者をはじめ、多くの人達に感動を与えたブルーインパルスのように、東松島市の地域に貢献できるよう頑張っていきます。
令和2年9月度
工事部 佐藤(丈)
お盆明けより作業を開始し、現在、瓦礫・土砂類揚収のための工事用道路造成を行っております。9月中旬よりバックホウ付き台船組立を行い、完了後北上運河内(大曲~浜市)の瓦礫・土砂の撤去を行っていく予定です。
これから約半年間、無事故無災害を目指して現場関係者全員で力を合わせて頑張るぞ!
今年の夏はいつにもまして暑さが厳しいですが、それに負けじと作業員の皆さんは頑張っています。
休憩はこまめにとり、充分な水分補給とミストファンの涼しい風を受けながら体を休め、熱中症にそなえております。
写真はみんなで休憩している一コマです。
令和2年8月度
工事部 佐藤(丈)
概要
工事概要 … 本工事は、北上運河の啓開工事です。
工事番号 … 令和元年度復河4-A01号
工事名 … 北上運河河川浚渫(啓開)外工事
工事場所 … 一級河川鳴瀬川水系北上運河外 東松島市浜市字須賀松地内外
工期 … 自)令和02年06月05日
至)令和03年08月31日
発注者 … 宮城県東部土木事務所
請負者 … 津田海運株式会社
所在地 … 宮城県石巻市のぞみ野1-1-2
連絡先 … TEL:0225-23-0181(工事部)
FAX:0225-95-5821