増工となった水中掘削とその水中掘削残土を鳴瀬川導流堤手前に敷き均す作業も６月下旬に終了し、上段の写真のように工事完成のカタチとなりました。
思えば2月下旬に東松島市の発注工事として水中掘削を開始し、強風や波浪など大自然を相手に、紆余曲折しながらようやく鳴瀬川河口付近に砂州を造成することにより、浜市漁港泊地に砂が流入しないようにすることができました！

下段の写真に写っているのは本工事の責任者であり、かつ当社の重鎮であり、名物代理人としても名を馳せる真壁氏です。真壁氏にとって本工事が土木技術者として有終の美を飾る最後の工事現場となりました。
敷き均す砂に埋もれないように、砂州造成終点部の導流堤付近に生息しているカニを捕獲！ではなく救助！！子供のような笑顔で「捕ったど～～～！！」　真壁氏の子供の頃の姿が見え隠れする満面の笑みです(⌒∇⌒)
「大きくなって帰って来いよ～（オレの胃袋に）！！」と安全な場所にリリース。（しているはずですっ！！）
自然環境保護にも尽力する津田海運㈱のレジェンドの一幕でした。
真壁さんには、様々な工事の進め方や困難な施工条件の現場での工法のノウハウを冗談を交えながら親切に教えて頂きました。長年にわたり津田海運㈱を支えて頂き、社員一同感謝しています。真壁さん！44年と3ヶ月間ほんっっっとうにお疲れ様でした！！！

令和3年6月度
工事部　高橋

4月に引き続き、浜市漁港泊地浚渫工水中掘削とその水中掘削残土を運搬して鳴瀬川導流堤手前に敷き均す作業を行っています。
5月下旬に浜市漁港の鳴瀬川側河口部の水中掘削が増工となり、只今6月下旬の工事完成を目指して増工箇所の水中掘削作業をがんばっているところです。
写真の奥側に写っているのは、掘削した土砂を不整地運搬車にて導流堤の手前まで運搬し、敷き均しているところです。
6月は降雨量も増え、鳴瀬川の増水期になります。日々の気象・海象をしっかりと把握して安全作業で工事完成を目指します！



マスクをちょいとずらして一服中の紅一点！
全掘削土量12,300ｍ3を掘るのにスコップでいくらかでもお手伝いをしようとウチのスコップ女子（スコジョ）も給油中！？
「安全通路設置ヨ～シッ！！」指差し呼称で注意喚起！現場で陣頭指揮を執ります。
当社では女性技術職員も現場で活躍し、オジサンばかりの現場に鼻を・・・ではなく花を添えています！！

令和3年5月度
工事部　高橋

3月に引き続き、浜市漁港泊地船だまり浚渫工水中掘削とその水中掘削残土を使用した鳴瀬川河口の仮締切を行っています。
5月末完成に向け、重機を増台し残土運搬処理のピッチを上げています。
大型土のうの設置方法を現場の状況を見ながら試行錯誤し、気象海象波浪状況と潮位を確認しながら日々の作業を進めています。

4月29日、ついに残土処理工仮締切の終点である導流堤まで大型土のう下段部を設置、残土投入をすることができました。
この日はあいにくの雨でしたが、潮位と波浪とにらめっこしながら無事到達することができ、一安心です。
5月は工事も大詰めとなります。職員・下請け業者一致団結し、無事に工事が完了できるよう安全第一で工事を進めて行きます。

令和3年4月度
工事部　箱崎

当初より工期の延伸が予定されていましたが、当初の2021年３月26日から2021年6月30日に工期が変更されました。
実際の施工は鳴瀬川の豊水期前の5月末までに完了させなくてはいけません。
浜市漁港はご存じの通り有名なサーフスポットです。波乗りをする方々にとって嬉しい波は、こちらにとっては悩みの種…
毎日試行錯誤しながら、約250ｍ先の離岸堤に向かって掘削土砂を埋め立てています。




現場にたたずむ当工事現場代理人。
私としては、現場で代理人が何を見ているのか、どんな事を考えているのか、現場を見る目を学びたい…
そんな理由で、金魚のフンみたいにくっついて歩いていると「なんだや～トイレにまでくっついてくんのがあ～」
と言わてしまうので、最近はこのように遠まきに見ています。

狭いエリアでの重複した重機作業になるため、毎朝の打合せでは作業内容を全員が把握し、よくコミュニケーションを取りながら安全作業で工事を進めて行きます。
職員・下請け業者一致団結し、無事に工事が完了できるようがんばります。

令和3年3月度
工事部　箱崎